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2020

12月栗橋訓練

12月26日に加須滑空場にて、第4回栗橋安全飛行会を行いました。



今年度から始まり4回目となる今回の加須滑空場での飛行会は、慶應航空部としては今年最後の訓練となりました。また前回から引き続き、加須滑空場のマニュアル作成のために、各部員が逐次写真を撮影したり気づきをメモしたりしながら行われた訓練となりました。



早朝は弱い南風が吹いていましたが、訓練が始まるころには北風となり、そのまま1日を通して北風発航での訓練となりました。風は比較的穏やかな一方で昼頃には条件も立ち上がり、部員の何人かは、教官の指導の下滑翔練習を行うことができたました。



慣れない飛行場での訓練であり、また加須滑空上の31発航の際には場周経路に東武鉄道の鉄橋が被るため、進入・着陸に苦労しながらも試行錯誤をする部員が多く見られました。部員は妻沼以外の滑空場でのフライトにより自分の課題を改めて確認することができ、下級生は2~3発のフライトを得ることができ、またクルーワークの面でも効率よく発航を行うための工夫が見られ、色々と学ぶことの多い訓練でした。



前述の通り、今後も学生航空連盟の皆様との交流を深め、栗橋安全飛行会を継続していくにあたって今回集めた資料をもとに後日マニュアルを作成する予定です。



また当日は吉田最高顧問の81歳の誕生日であり、部員から花束を差し上げました。吉田最高顧問は、「栗橋のように侵入経路に障害物のある飛行場は、第4旋回地点への自分の飛行コースをもっとよく研究し指定地に着陸できるように常に頭の中で考えている事と肝心、など今回の飛行会での反省を肝に銘じて、来年からも技量の向上に向けて精進するように」とのお言葉をいただきました。部員一同、吉田最高顧問の今後益々のご健勝をお祈り申し上げます。



加須滑空場の皆様におかれましては、この度もご支援いただきありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。



本訓練をもちまして、今年の訓練活動はすべて終了しました。今年1年間は未曾有の状況下で大幅な制限を受けつつの活動となり、ときに中止となることもありましたが、教官方をはじめとする多くの方々のご協力のもと幸いにも活動を行うことができ、部員一同改めて感謝いたします。



感染症流行に打ち負かされることなく、現段階で予定されている全国大会で優勝すべく、選手・その他の部員ともに一層精進して参ります。来年も変わらぬご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします。



それでは皆様、御身ご自愛くださり良いお年をお迎えください。


当日は吉田最高顧問の81歳のお誕生日でした 


東武鉄道の鉄橋を南に見る加須滑空場 



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