2023年2月21日から27日にかけて、第51回早慶対抗グライダー競技会が行われました。風が強い日が続き、なかなか思うように競技フライトは飛ばせませんでしたが、限られたチャンスで選手の4年松本•緑川•芝尾が周回を果たし、個人・団体共に優勝することができました!
▼以下、詳しい競技結果です
【団体】
慶應 7583.7点
早稲田 2167.9点
【個人】
優勝 慶應/松本 2780.1点
準優勝 慶應/緑川 2578.2点
3位 慶應/芝尾 2053.4点
4位 早稲田/藤芳 934.1点
5位 早稲田/伊藤 808.4点
6位 早稲田/稲葉 425.4点
7位 慶應/麻谷 222点
4年松本は、初日に30分という驚異的なスピードで周回を果たし、翌日、そして競技最終日にも安定したフライトで周回を決めてくれました。慶應のエースパイロットとして、条件があまり出ない日であっても、一人滞空を続けるなど、1週間を通して大会を引っ張っていく存在でした!得点以上のチームへの貢献があります。同じく4年緑川も、安定したフライトで、条件がある日にはきっちりと周回を果たしました。1週間を通して、選手としてだけでなく、教官としても通常訓練と同じように指導にあたってくださいました。そして、4年芝尾は、大会2日目にデイリー1000点を獲得するなど、大いに活躍しました。慶應の3番手までが表彰台を独占する形となり、慶應の選手層の厚さを見せることができました。周回を決めた後の選手達の晴れやかな表情は、とてもかっこよく、頼もしかったです!
得点したどのフライトも、減点が無かったということも勝因の大きな一つになりました。セパレーション違反や、セクター内のガイドラインを割ることなく、安全に最大限配慮したフライトを選手全員が実践できていたことは、普段の訓練の頑張りによって得られた成果ではないでしょうか。
温かいご声援ありがとうございました。そして何より、早稲田大学航空部の皆様、本当に7日間お疲れ様でした & ありがとうございました!
塾注からの『若き血』の熱唱、早稲田は応援歌『紺碧の空』を歌い、早慶戦特有の華やかな雰囲気で、選手もクルーも緊張感と高揚感をもって、競技に取り組むことができました。早慶それぞれの想いをのせて、来年以降も伝統ある熱い戦いが続くはずです。3年以下は、また来年の早慶戦に向けて、一人一人がフライトの技量を高め、そして人間的にも成長できるように、努力を重ねていきたいと思います。「祝福された先導者」を目指して、次はいよいよ全国大会です!引き続き、温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。