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2023

GW合宿

 5月5日から8日にかけて、GW合宿を行いました。久しぶりの長期合宿で、寒暖差が激しく、気象条件も目まぐるしく変わるなかでの訓練となりましたが、少ないチャンスでたくさんの成果を残すことができました。

 合宿初日は良く晴れ、まとまったサーマルもあったため、選手を中心に、滞空するフライトが多くありました。主将4年嶋村がTask39km を56分という好タイムで周回したほか、4年横尾がTask 39km 1周、4年松下がTask39km 2P、4年多田がTask39km 1P をそれぞれ達成しました。また、3年清水がDuo で2時間ほど滞空しました。はじめてこんなにも長い時間飛び、学びが多いフライトだったと嬉しそうに語ってくれました!

 2日目は終日曇りで、ベーシック日和の1日となりました。まず高校3年山本がファーストソロに出ました!山本は「普段通りを意識して飛んでいたので正直、特別何かを意識したということはありません。しかし、100パーセント自分の手で操縦して空を飛べたので僅かながら自分の自信に繋がりました。着陸を中心にまだまだ課題が見られたので精進して行きたいと思います。」と語ってくれました!なんと5月6日は彼の誕生日ということで、誕生日1st ソロになりました。素敵な誕生日を過ごせたようです!おめでとう!
 そして、夕方には4年加藤航平・長谷部がDiscus 移行を果たしました!加藤航平は、「時間トライが達成できず、長い時間がかかってしまいましたが、何とかディスカス移行を達成することができて嬉しいです。貴重なお時間、発数を頂きありがとうございました。ディスカスは思い通り舵が効いてくれて、非常に楽しく操縦できました。移行はできたものの、操縦の精度はまだまだ未熟ですので、今後は一層自分に厳しく操縦技術を高めるよう努力したいと思います。これからもご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いします。」、長谷部は「行きたいと思った方向にスムーズに行ってくれるとても乗りがいのある機体でした!自家用取得から1年近くかかりその中で沢山の機会を頂いて達成することができました。これからは自分が先輩方から頂いた機会を後に続く人たちに与える側となり、部活に貢献したいです。」と、それぞれコメントを残してくれました。はじめて乗る機体に2人とも目を輝かせていたのが印象的でした。これからは滑翔面での活躍に期待です!おめでとうございます!

 3日目は朝から雨が降り続いていたため、訓練は行えず、宿舎で学科や係作業を進めました。ライセンスの取得に向けて、気象や機体の特性についての勉強を深めたり、選手陣はGPS解析を進めたりと、各自有意義な時間を過ごせたと思います。

 4日目も朝方まで雨が降り続いたものの、9時ごろには晴れ、ランウェイの水抜きなどを経て、訓練を行うことができました。最終日は中央大学さんとの合同訓練を行いました。北風の強風になる予報でしたが、雲を見ると上空は北風なものの、妻沼滑空場の地上付近は強い南風という状況が続き、午前中は背風待機でなかなか発数を伸ばせませんでした。12時半ごろを境に今度は北風が15m 近く吹き、13時半ごろには強風撤収となりました。条件はあったものの、上空は大荒れで、自然を相手にして空を飛ぶ怖さや難しさを、身をもって実感する1日となりました。発数は伸ばせませんでしたが、平日訓練で人数が少ないなかで、中央大学さんと互いに助け合いながら訓練を進めることができたと思います。改めてありがとうございました。5月は下旬に青山学院大学との合同合宿も予定されています!

 今合宿も教官陣や様々な方のサポートがあって無事に訓練を終えることができました。気温が30℃近くまで上がった金曜日には、聡一OBに冷たい麦茶をご用意いただきました。また、4年多田のご両親からアイスの詰め合わせ、2年小野のご両親からフルーツゼリーの差し入れをいただきました。部員全員で美味しくいただきました!改めてこの場を借りて感謝申し上げます。5月は訓練が毎週続きます。寒暖差の激しい時期ですが、体調を崩さず、多くの成果を残せるように、引き続き努力して参りたいと思います。

▶︎以下、今合宿の詳しい成果です
嶋村(4):タスク39km1周
松下(4):タスク39km2P
多田(4):タスク39km1P
横尾(4):タスク39km1周
長谷部(4):Discus移行
航平(4):銅章試験合格、Discus移行
渡邊(4):総ソロ発数13発
越前(3):タスク27km2P
田中(3):C章試験合格
清水(3):B章試験合格、C章試験合格
塚原(2):総ソロ発数11発
高橋(2):総ソロ発数8発
明星(2) : 総ソロ発数5発
堀越(高3):総ソロ発数23発
峰村(高3):総ソロ発数13発
山本(高3):A章試験合格


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