7月9日から7月11日にかけて7月上旬合宿が行われました。
合宿を通じてしばしば雨が降ったり、落雷があったりしたものの、気温が上がり真っ青な空が見られ夏らしい天気の中での合宿となりました。
初日はあいにくの雨で訓練は行うことができなかったため、各自学科や、慶應21の対空検査のための重量計測などの整備が行われました。4月に入部した1年生は航空機の整備に参加するのは初めてであるため、とても新鮮な経験であったそうです。今後も積極的に整備に参加し、新たな発見をしていって欲しいと思います。
2日目には雨はあがり、訓練を行うことができました。ランウェイが前日の雨によってぬかるんでしまっていたため路面状況が回復するまで発航が行うことができなかったものの、50発も発数を上げることができ、指定養成のフライトだけでなく1年生や参加が制限されている高校生たちにも飛ばすことができました。1年生はすっかり航空部に馴染み同期内で毎フライトそれぞれ得たものを共有する姿が見られました。
3日目は晴れたものの午後に雨が予想されるため、早期撤収を行いました。発数が制限されるため、下級生のベーシックフライトや指定養成のフライトをメインに訓練が行われました。夏らしい空模様で視程が良かったため、1年生はグライダーの醍醐味の一つである景色の良さを楽しめたようです。
また、午後になると条件が少しずつ出始め、3年松本が難しい条件の中、周回を決めてくれました。すっかり選手らしくなり、たくましく成長を続ける松本は今後の大会で慶應に勝利をもたらしてくれることでしょう。
夏の妻沼は気温が35度以上になることもあり、感染症対策のためにマスクを着用しながらの訓練は体力を消耗します。特に経験の浅い1年生や高校生らが熱中症になってしまわないよう、訓練中は上級生による声がけや昼休憩の導入などの対策をとっております。今後も感染症対策をしっかりと行いながら暑さにも負けず、部員一同頑張ってまいりますので応援のほどよろしくお願い致します。
以下、今合宿の合宿の成果です。
松本(3):タスク27km1周
鈴木(3):総ソロ発数17
多田(2):総ソロ発数14
松下(2):総ソロ発数13
初日に行われた慶應21の重量計測
機付もクルーも1年生の養成が進んでいます!
夏らしい空になってきました