11月18日から11月24日にかけて、三田祭合宿を行いました。
特に日が出ていない時間は冷え込み、久々につなぎ姿での訓練となりましたが、時折条件が立ち上がり、滑翔面で成果をあげることができました。4年矢島がタスク24km、矢島と嶋村がタスク27km、矢島と松本がタスク39kmの周回を達成しました。嶋村はdiscusでの初めての周回となり、今後への期待は高まるばかりです。
3年西辻、2年松下は技能審査に合格しました。穏やかな風の中飛んでいた指定養成期間とは異なり、強風の中での技能審査となりましたが、安定したフライトで無事に新たなライセンシーとなりました。西辻は「まだまだ勉強不足だと感じました。次は整備士試験に向けて頑張ります。」とのことです。松下は「半年ほどかかってしまったので、その過程で関わってご指導いただいた全ての方々への感謝の思いでいっぱいです。当日はフライトも学科も反省点だらけだったので、今後も努力し続けてライセンシーの名に恥じないパイロットになりたいと思います。」と語ってくれました。2人の今後の活躍に期待です。
また2年加藤陽樹は23移行を果たしました。「速度を合わせるのに苦戦したりヒューズを切ってしまったりしましたが、操舵感の違いなど、とても新鮮に感じました。」と語ってくれました。自家用取得に向けて頑張ってください。
この他にもソロ発数を伸ばしたものが多く、ベーシック面でも成果を出すことができました。代交代後初の合宿となり、1年生も本格的に係作業に参加し始めるなど、いよいよ引き継ぎを意識する合宿となりました。
以下、今合宿の成果です。
矢島(4)タスク39km1周、タスク27km1周+1P、タスク24km1周
松本(3)タスク39km1周
加藤(3)銅章試験合格
西辻(3)技能審査合格
坂田(3)総ソロ発数23発
堀川(3)総ソロ発数16発
嶋村(2)タスク27km1周
松下(2)技能審査合格
加藤航平(2)総ソロ25発
横尾(2)総ソロ発数21発
加藤陽樹(2)23移行、ソロ発数9発
越前(1)総ソロ発数3発
また、11月30日に4年市川の教育証明実地試験が行われ、見事合格。塾航空部に新たに教官が誕生しました!本番はフライトにおいてかなりの評価を得たようです。
近年、塾航空部では毎年のように学生教官を輩出しており、今回の市川の教証取得は昨年度の北村と田邊に続く快挙となります。
「次の操縦教員を継続的に輩出すべく、私の反省を共有し次に活かせるように後輩を指導したい」と語っており、今後も学生教官輩出の伝統が途切れることはないでしょう。
これまでも主将として、部員一人一人の目線に立って細やかなアドバイスをしてきた市川ですが、今後は教官として後席からも部員をバックアップし、塾航空部のさらなる邁進に寄与してくれることでしょう。