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2022

第13回栗橋安全飛行会

12月3日に、読売加須滑空場にて、NPO法人学生航空連盟の協力のもと、第13回の安全飛行会を実施しました。朝は今年の訓練で一番の冷え込みといえるほど、冷たい風が吹きつけ、本格的に冬の訪れを感じさせられましたが、日中は日差しもあり、初冬の暖かく穏やかな陽気のなかで、訓練を行うことができました。今回は、高校生7名、大学生11名の、計18名が参加し、慶應Duo(JA22MD)と慶應23(JA 2551)を持ち込んでの訓練となりました。

 

まず、今回の飛行会では、何よりも、練習生にとってDuo Discus(高性能複座機)に乗って練習する貴重な機会となりました。普段乗っているASK21よりも長いウィングスパン、オレンジ色のウィングレット、なめらかなフォルム、その美しく空を舞う姿を地上から見て、憧憬を抱いていた練習生も少なくないと思います。実際に飛行してみると、舵の効きがASK21型機よりも良く、ピッチ変化に伴う速度変化や、ギアダウンの操作、ポンピングブレーキなど、普段と異なる操作に少し苦戦しました。それでも、パラシュートを背負い、いつもより静かな機体に乗り込んで滑空した経験は、はじめてグライダーで空を飛んだ時の感動を思い出させてくれました。以下、Duoに乗った高校生2名のコメントも掲載します。

1年岸本「高1でDuo Discusに乗らせていただけるというとても貴重な経験をさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。DuoはASK21より操作してから姿勢が変わるまでの時間差が大きく特に速度の管理で苦労しました。普段の訓練から無駄な舵を減らし安定したフライトを心がけ精進しようと思いました。 」

1年飯野「本来、高校生の内に乗れるはずの無かったduoで飛行するという非常に貴重な体験が出来ました。duoはASK21よりも舵の動きが軽く、速度が安定しないことが印象に残りました。また、引き起こしのタイミングが想像以上に早くゆっくりと行うことに驚きました。機会があればまたduoに乗りたいと思いました。 」

訓練後のミーティングでは、教官から、Duoに乗ったことで、練習生が目指すべき姿、グライダー競技を続ける意義/魅力を再確認できたのではないかというご指摘もいただきました。モチベーションの向上にもつながる1日だったのではないでしょうか。

 

また、前回に引き続き慶應23 を持ち込んでの訓練となりました。3.4年生が計4発のフライトを行い、条件は無かったものの、妻沼滑空場以外でフライトする良い機会となりました。NPO法人学生航空連盟の会員の皆様にも、慶應の機体に乗ってフライトをしていただき、更に交流を深めることができました。今年度は、何度か慶應の学生が学生航空連盟所属の機体に乗らせていただく機会もあり、所属団体の垣根を越えた交流が、互いに新たな学びや成長をもたらしてくれていると思います。

 

12月3日の訓練をもちまして、今年の読売加須滑空場での訓練は終了しました。学生航空連盟の皆さまにおかれましては、今年も多大なるご協力をいただき、ありがとうございました。妻沼滑空場での訓練は、関東圏の各大学が共同で使用していることから、どうしても訓練と訓練の間の日にちが空いてしまったり、高校生に十分な発数をまわすのが難しいという現状があります。そのようななかで、加須での訓練は、練習生や高校生を中心に、空中感覚の維持や良い練習機会となっています。次回の訓練は、2月を予定しています。今後ともよろしくお願いいたします。



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