11月19日から11月24日にかけて、三田祭合宿を行いました。
前合宿までは夏季略装で訓練にのぞむ部員もちらほら見えるほど暑さが残っていましたが、いよいよ急激に冷え込み、夜は宿舎の外で強い風の吹き付ける音が本格的に冬を感じさせました。
毎年恒例の一大合宿たる三田祭合宿ですが、今年度は宿舎の人数制限によるシフト制に加え、オンライン授業が開講されたため度々部員が訓練を抜けることとなり、断続的でこれまでに例のない形式となりました。
しかしこのような状況下にもかかわらずファーストソロ、自家用操縦士の実地試験合格、ウィンチマン試験合格など非常に幅広い成果を残すことのできた合宿となりました。
3年小池、2年瀧田は自家用操縦士の実地試験に合格しました！
今合宿は強風待機に見舞われる日もあるほど、着陸の難しい強風のオペレーションとなり、瀧田は「絶対に指定地に入れることができない」とすら思ったそうですが、なんとか指定地への着陸を決めることができ、無事合格。今後は自家用パイロットとしても部を引っ張っていってください！
ベーシック面では2年堀川、2年木下がファーストソロ、2年加古が23移行を達成しました！
堀川は上昇以外は満足のいくフライトができたようで、上空では自転車の補助輪が外れたときのような感覚だったと述べてくれました。
その後、長野合宿から帰還した木下も続けてファーストソロを達成。思っていたよりも感動はしなかったが、自由度が高かったと木下らしいコメントを残してくれました！
23移行を達成した加古は、コックピットからも翼が見える点、上空でも静かな点など21との違いに新鮮さを覚えたようで、23は後席からのプレッシャーもなくとても快適だったそうです。
今合宿は部内での代交代後初の合宿となり、3年勝沼・2年松本のウィンチマン試験合格をはじめとして、1年生も本格的に係作業に参加し始めるなど、いよいよ引き継ぎを意識する合宿となりました。
訓練開始を告げる新主将市川の掛け声は、1年前市川が日吉主任だったときのこと、大会に向けて部一丸となっていたときのことを思い出させ、身が引き締まる思いがしました。
今週末には従来の関東大会と同じ位置づけで“関東交流戦”が行われます。なにもかもが例年通りというわけにはゆかないのですが、、2年生以上は昨年度までの大会の雰囲気というものを1年生に伝え、部全員が同時に揃わぬ中でもまとまりのあるチームを作ってゆきたいところです。
目下の関東交流戦に向け、部一丸となって選手を応援しましょう！
以下、今合宿の成果です。
山路(4):タスク24km1p
杉森(4):入所審査合格
勝沼(3):ウインチマン試験合格
小池(3):技能審査合格
浮洲(3):総ソロ発数13発
瀧田(2):技能審査合格
松本(2):ウインチマン試験合格
麻谷(2):総ソロ発数17発
加藤(2):総ソロ発数11発
片岡(2):総ソロ発数9発
加古(2):総ソロ発数6発、23移行
堀川(2):1stソロ
木下(2):1stソロ
玉木(2):総ソロ発数23発
2年堀川、ファーストソロ
2年木下、ファーストソロ
2年加古、23移行
1年生も本格的に係作業に参加しています！
朝のラジオ体操
