2月15日から2月17日にかけて、2月中旬合宿が行われました。
本合宿は雨天や強風により訓練を中断し待機する場面が多くあまり発数を上げることはできなかったものの、待機中には学科、下級生の牽引の養成などが行われ、部員が技量以外の面で大きく成長することのできた合宿となりました。
訓練初日は雨が降り、宿舎での待機中には3年生を中心とした学科・シミュレータや係ミーティングが行われました。今後滑翔を行っていく2年生を対象に、学科ではマクレディ理論についての解説がされました。シミュレーターは1年生を中心に宿舎の研修室にあるものを用いてフライトを見せ合い、互いの課題やいい点などを共有しました。
その後、雨が上がりつつある中、幸運にもランウェイにかかる二重の虹を見ることができました!
訓練二日目は前日の雨天とは変わり、快晴ではあったものの強風が吹き、待機する時間が多くありました。その間部員は機体のワックスがけや、やじろべえ、ハウストレーラーの牽引の養成が行われるなど、待機中の時間を有効に活用し風が止むのを首を長くして待っていました。しかし風は止むことはなく、残念ながら発数は3発のまま撤収となりました。
最終日も最大瞬間風速が19メートルを超え、待機する場面は多くありましたが、4年による同期互乗を行うことができました。北村と山路と二度搭乗した4年土屋は、初めて目の当たりにした同期の技量に感嘆し、航空部に在籍していた4年間の中でもダントツに楽しい記憶となったと述べていました。その日初めて後席に乗った4年小林は、強風の中を飛ぶこととなったため冷汗をかいていた前席の田邊とは裏腹に写真がたくさん撮れて非常に楽しいフライトだったと笑顔で答えました。
次合宿の後にはいよいよ今年度の慶應航空部の集大成である全国大会が控えています。最高の雰囲気作りに努め、大会で素晴らしい結果を残せるよう選手もクルーも一丸となり努力してまいります。
以下、今合宿の成果です。
片岡(2):総ソロ発数11
雨が上がったランウェイでは虹がはっきりと見えました
同期互乗を果たした4年生