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2024

全国大会 Day2

 

 本日は全国大会競技日Day2でした。西から近づく前線を伴った低気圧、それに向かって流れ込む温かく湿った空気の影響で、朝から厚い雲が妻沼周辺を覆いました。気温も大幅に低下し、10℃に届かないなか、真冬に逆戻りしたような1日で競技が行われました。


 慶應は昨日と同じく発航順7番目で、チームキャプテン嶋村が続けて3発飛びます。条件が渋く、どの学校も高度を維持して15分前後滞空するのが精一杯というようなフライトが続きます。今日は周回できるような気象条件が見込まれないと判断し、多くの学校がフライトを辞退するなかで、サントリー工場上空で高度を上げた早稲田LSの第一旋回点(千代田交差点) クリア無線が入ります。


 周回できる条件があると判断し、パイロットを横尾にスイッチして慶應4発目。小雨が今にも降り始めたなかで、風のぶつかり合いによるコンバージェンスと思われる上昇気流に小学校上空(千代田町立西小学校) でヒットします。綺麗なセンタリングでコアの中心に寄せ、サーマル(+1~2) を逃さず高度1000m まで上げます。そのまま第一旋回点(千代田交差点) に伸ばし、830mでクリア。早稲田LSが使った田の字(千代田付近の工場集合帯) のサーマルで再度高度を獲得した後はワングライドで周回します。先に周回した早稲田のクリア無線に焦ることなく、より早いタイム(52分)で周回します。

 その後は再び嶋村が飛び立ちますが、降水現象が見られるなかで、条件も萎んでしまい、周回が難しい状況が続きました。30分近く滞空し、粘りのフライトを見せますが、得点とはなりませんでした。


 周回はかなり難しい気象条件になると朝方の時点では思われましたが、条件が出た限られた時間で、慶應・東大・早稲田が周回、明治が第一旋回点クリアというかたちになりました。団体得点では早稲田との差を縮めました。LoRaを使った位置表示システムを活用しながら、クルー・選手間で積極的に情報を共有し、チーム一丸となった戦い方ができていたように思います。明日もすっきりしない天気となる予想ですが、限られたチャンスを掴めるように、引き続き努力を重ねていきましょう!


▼以下、詳しいDay2の得点です

【個人】

1位 陶山輝之(東大) 800点

2位 横尾心温 (慶應)      779点

3位 藤芳一大(早稲田)   773点

4位 仲尾次政豊 (明治)   241点


▼以下、Day2までの累積得点です

【団体】

1位 早稲田大学    2640点

2位 慶應義塾大学   2496点

3位 東京大学      1712点

4位 法政大学      904点

5位 立命館大学    903点

6位 京都大学     808点

7位 青山学院大学   741点

8位 東京都立大学   734点 

9位 大阪大学     263点

10位 明治大学      241点


【個人】

1位 陶山輝之(東大) 1712点

2位 藤芳一大 (早稲田)   1640点

3位 横尾心温 (慶應)      1614点

4位 大森悠矢 (早稲田)    1000点

5位 浅野海斗 (法政) 904点

...

7位 嶋村俊介 (慶應) 882点



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