10月12日から14日、10月18日から20日で第40回関東学生グライダー競技会が行われました。(競技種目はTask24km 千代田交差点—高林給水塔) 大会前半戦は条件に恵まれたなかで、確実に上位3番手が周回し得点を伸ばしたものの、最終日の僅かな周回タイムの差によって、早稲田大学が逆転し、慶應は団体準優勝という結果になりました。
▼以下詳しい競技結果です
【団体】
1位 早稲田大学 7473点
2位 慶應義塾大学 7005点
3位 法政大学 6284点
4位 明治大学 5656点
5位 防衛大学校 5200点
【個人】
1位 高木 翔慶 (青学) 2706点
2位 中村 一創 (防大) 2680点
3位 吉田 匡耀 (東大) 2666点
4位 玉木 湖凜 (慶應) 2634点
5位 森 裕翔 (早稲田) 2592点
…
11位 越前卓馬 (慶應) 2356点
…
16位 玄蕃智也 (慶應) 2015点
競技日Day1となった13日は、よく晴れて条件も午前中から爆発します。4年越前、玉木、玄蕃の3人が確実にファーストサーマルで上げ切り、30分台でのスピード周回を果たします。翌14日も同じようにサーマルトップが5000ftほどあり、条件に恵まれました。玉木、越前、玄蕃の順に飛び、またしてもミスの無い確実な30分台での周回で得点を伸ばします。
後半戦は、18日は天候不良で競技フライト無し、19日は条件があまり出ずに得点者無しにおわり、勝負は最終日20日にかかります。迎えた最終日、競技序盤はコンバージェンス、その後はサーマルが出て、条件に午前中から恵まれました。越前、玉木が確実に周回するも、条件が良いなかでタイムを伸ばせなかったことで得点が伸びず、機体数が多いなかで良い時間に3番手に回せなかったことで、周回数で早稲田に逆転されます。
結果的に、最終日の僅かな周回の差が勝敗を決し、団体順位2位という悔しい結果となりました。関東大会全体として、前半では選手層の厚さをみせ、状況に応じた戦略でタイム、周回数共に他大を圧倒することができました。一方、後半戦では最終日の一発勝負となり、確実に周回は果たしたものの、わずかなタイム差、周回差で点差を逆転され、一つのミスも許されないグライダー競技の難しさを痛感させられました。
Instagram を通して大会を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!この悔しさをバネに、チーム全体でレベルアップできるよう、そして続く早慶戦・全国大会でリベンジできるように、努力を重ねて参ります。
引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。