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2024

六大学戦DAY1

 本日は六大学戦Day1でした。昨日技量認定フライトを行えなかった慶應選手6名を飛ばした後、発航順1発目は慶應Discus、7発目は慶應YSで大会に臨むこととなりました。

 1番手の4年越前は、まず慶應discusで上空の状態を確認し着陸、機体を変えてYSで離陸しました。滞空が難しく、他校がバッタを余儀なくされる状況の中、条件が立ち上がるまで30分ほど粘りのフライトを見せました。本格的に条件が出てきたタイミングで、川側で最初のサーマルを掴み、危なげなく今大会初の周回を果たしました。

 続けて4年玉木が慶應discusで離陸しました。他の機体が川側で粘る中、雲の様子を観察していた玉木はただ1人土手側に向かいます。そこで着実に高度1000mまで上げ、そのままほとんど失高することなく周回を果たしました。

 3番手の4年玄蕃は1、2発目は惜しくも条件を掴めず、精神的に厳しい戦いを強いられました。しかし、3発目のフライトでは凄まじい上昇率で高度を稼ぎ、見事38分という好タイムで周回し、本日のデイリーを獲得しました。

 玄蕃を追いかける形で4年田中が慶應discusで飛び立ちます。フライト当初は600mほどで高度をキープしつつサーマルを探しました。第二RW横のサーマルをつかむと、持ち前の綺麗な旋回で一気に1000mまで上げきり、スピードを意識したフライトで、玄蕃に次ぐ39分で周回を果たしました。

 最後に得点を勝ち取ったのは4年板倉でした。離陸後、風下に流されながらも赤屋根付近で高度を獲得し、千代田をクリアしました。その後沈下に叩かれ、一時300mまで高度が落ちたものの、再度サーマルを掴み直し、邑楽をクリアすることが出来ました。給水塔クリアは叶いませんでしたが、板倉の得点はチーム慶應の士気を大きく高めるものとなりました。 

 全体として、慶應の選手層の厚さと技量の高さで他大を圧倒する結果となりました。特に3番手以降の玄蕃、田中、板倉は初の大会フライトであるにも関わらず、堂々たるフライトで慶應のリードに貢献しました。現時点での点差に甘んじることなく、明日以降も選手・クルー一丸となり、空の王者たる慶應の力を発揮できるよう全力を尽くして参ります。


以下が本日の得点です。


【慶應】

越前 845点

玉木 842点

玄蕃 1000点

田中 983点

板倉 312点


【全体】

慶應 3982点

早稲田 1733点

法政 377点

東大 0点

明治 0点

立教 0点

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